「ニベア青缶」最強説はウソorホント?大人肌へのリアルな効果は…

プチプラの“ニベア青缶”こと花王の『ニベア クリーム』(大缶169g/オープン価格)が優秀だと聞いたことがある人は多いでしょう。2万円近くする高級クリーム、ドゥ・ラ・メールの『クレーム ドゥ・ラ・メール』(30ml/19,000円<税抜き>)と成分が酷似しているといわれていること、ニベア青缶だけにしたら肌の調子がよくなったという口コミから、「実はすごい!」と話題になっているのです。

しかし、シミやしわ、たるみ、くすみなど、年齢サインが気になる大人の肌にも、ニベア青缶は役立つのでしょうか。今回は、数々のコスメを試してきた美容ライターの筆者が解説します。

うるおいを逃がさない!ニベア青缶の実力

ニベアの青缶にも引き合いに出される高級クリームにも、ミネラルオイル、ワセリンなど、肌を保護してうるおいが逃げないようにする有効成分が多く配合されています。

肌を保護するという点では、ニベアと高級クリームに大差はないと言えるでしょう。実際に洗顔後のスキンケアをニベアだけで済ましても、うるおいが守られ肌の乾燥を防げているのを感じられるはず。

とはいえ、やはりニベアと高級クリームには違いも。高級クリームには、メーカーが長年かけて開発した独自の保湿成分“ミラクル ブロスTM”が配合されているのです。これが値段の差を生んでいると考えられます。

大人肌にニベア「ガッテン塗り」はNG?

保湿効果は十分あるニベアの青缶。NHKの『ためしてガッテン』で取り上げられた“ガッテン塗り”と呼ばれる、化粧水を使わずにニベアだけを使うというスキンケア法が話題です。

実際にニベアの青缶だけでスキンケアをしたら、肌の状態がよくなったという声も少なくないのが事実。しかし筆者としては、ニベアだけを塗る“ガッテン塗り”は大人肌にはおすすめできません。きちんと化粧水をつけてから、ニベアを塗っていきましょう。

というのも、化粧水には、洗顔後の肌をうるおして次のスキンケアの浸透をよくする役割があります。化粧水をスキップしてニベアだけを塗ると、肌表面に膜を張ったような感じになり不快に感じることがあるはず。

ニベアの“ガッテン塗り”で肌がきれいになったという方は、ニベアの保湿効果に加えて、実は自分の肌には合っていなかった成分を含む化粧水を使わなくなったことで改善したという要因も考えられるのです。

悩める大人肌に必要なものとは

大人肌にとって手ごわい乾燥やシミ、しわ、たるみなどの悩みには、ニベア青缶では物足りない可能性も……。

ニベアには含まれていない、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸など、肌の水分をしっかり掴んでくれる成分や、年齢の悩みにアプローチする成分が入った化粧水や美容液を併せて使うことがおすすめ。

ニベア青缶も保湿剤としては優れていますが、あれこれ悩みが出てきた大人肌には物足りないかもしれません。シンプルに保湿したいときに活用してみてくださいね。(※ 価格はすべて編集部調べです)

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