チョコとポテチが止まらない!?その食欲を「味」でストップ

ちょっと一口のつもりが、チョコレートを食べ、ポテトチップスを食べ、またチョコレートを食べ……、と止まらなくなってしまった経験はありませんか?

私たちが「お腹いっぱい!」と感じるのは、脳にある満腹中枢が刺激されて満足した時です。血液中の糖の値や胃のふくれ具合など、さまざまな要因が満腹中枢を刺激しますが、味に飽きることも刺激のひとつなのです。

ところが、甘いものと塩辛いものを交互に食べることで、甘味と塩味という2つの刺激を受け、脳は、飽きることなく食べつづけてしまいます。これは危険ですね。そんな食べ過ぎをストップするには、味覚をリセットして「うま味」をプラスするとよさそうですよ。

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■食べ過ぎ防止に!減らしたい味3つ

(1)気をつけて! 食欲を増進する「甘味」

甘味は、脳の報酬系と呼ばれる部分を刺激して、一時的に満足感を感じますが、同時に、食欲を増進させるホルモン「グレリン」の分泌を促すという困った働きがあります。ちょっと一口のつもりの甘いものが、食欲増進になってしまっては大変。注意しましょう。

(2)とりすぎ注意! むくみの原因にもなる「塩味」

塩は身体に必要なミネラルを含む調味料ですが、食べ過ぎるとミネラルバランスを崩し、むくみの原因になります。塩を控えるためには、スパイスやハーブ、香味野菜など香りをプラスすると満足度が高まります。これは甘味についても同じです。コーヒーや紅茶につい砂糖を入れてしまう方は、砂糖なしのフレーバーコーヒーやハーブティーに変えてみましょう。

(3)ストップ! クセになる「油味」

油味もまた、脳の報酬系を刺激する、嗜好性の高い味です。また、脂っこいものを食べ続けていると、油味になれて鈍感になってしまいます。実際、油味に鈍感な人は、敏感な人と比べ肥満度を表すBMI(ボディマス指数)が高いとか。気をつけたいですね。

■食べ過ぎ防止に!増やしたいのは「うま味」

昆布や鰹節、しいたけ、緑茶などに含まれる「うま味」成分にも、脳の報酬系を刺激して満足感を高める働きがあります。ですから、甘いものとしおからいものをついつい交互に食べ続けてしまう方は、食後に緑茶や昆布茶を飲む、おやつを食べる時は緑茶を飲むなどして、うま味で脳を満足させ、食べ過ぎを予防するようにしましょう。

味をとらえる味蕾は、10日で生まれ変わると言われています。甘味・塩味・油味を減らし、うま味を増やして味覚をリセットし、食べ過ぎ防止に役立てたいですね。

(岩田 麻奈未)

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