生理前ってどうして冷えるの?身体を温めるコツ2つ

生理前や生理中は特に身体が冷えやすい……と感じたことはありませんか? もちろん女性ホルモンとの関係もありますが、ダイエットのしすぎが原因かもしれません。
体を芯から温めるには食事方法を変えるのがおすすめ。特に「よく噛む」ことと「温性の食材」に気を付けると良さそうです。今回は、生理前や生理ちゅうの冷えの原因と、身体を温めるコツを2つご紹介したいと思います。

女性の美肌づくりを応援するWebマガジン|Life & Beauty Report

■生理前や生理中は冷えやすい仕組みがある。

生理前は女性ホルモンの1つの「プロゲステロン」の分泌が多くなり、体が水分を蓄えやすくなります。体がむくみやすく冷えやすいのはこのためです。

一方で生理が始まると、血液だけではなく生理前に溜め込んだ水分も排出しやすくなるため、下痢になる人も多いようです。血液や水分と共に熱も逃げてしまうので、体が冷えやすいのですね。

■ダイエットしすぎも注意!冷え性はBMI20以下が多い。

BMIとは体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)の計算式で出ます。例えば身長163cm体重54㎏であれば、54÷1.63÷1.63=BMIは約20.3です。
BMIが 18.5未満を「痩せ」、18.5以上25未満を「正常」、25以上を「肥満」としています。石川県立看護大学の資料によると、BMIの値が20以下の女性に冷え性が多いというデータがあります。
計算してみると、実は体重を減らすダイエットが必要ない方もいるかもしれませんね。大事なのは体重よりも見た目! やみくもに食事を減らすのではなく、しっかり食べて、筋肉をつけた方が理想のスタイルに近づけて、冷え性も良くなるかもしれませんよ。

■身体を温めるコツ2つ

(1)よく噛む

よく噛むと食事をした後、安静にしていても代謝が良くなるといわれており、体が温まりやすくなります。また、顔の筋肉を動かすことでフェイスラインがすっきりすることも期待できますね。よく噛むことで消化を助けるので、身体の負担も軽くなります。

(2)身体を温める温性の食材を摂り入れる

東洋医学では食べ物で病気の予防や治療をする「食養」という考え方があります。体を温める食材にはカボチャ、小松菜、シソ、生姜、ニラ、人参、にんにく、長ネギ、ピーマン、玄米、もち米、納豆、クルミ、鶏肉、羊肉、こしょう、山椒、シナモンなどが挙げられます。
生姜、にんにく、長ネギ、人参入りのチキンスープをたくさん作っておいて、玄米を炊いたら手軽にできるポカポカメニューの出来上がりです。

ダイエットのし過ぎには注意して、生理周期に合わせて身体を温める食事を取り入れて、よく噛んで食事を楽しみましょう。

(生理前の不調(PMS)改善カウンセラー/管理栄養士・海老沢 直美)

生理前の止まらない食欲に…!食べてもOKなもの3つ

朝飲んで体の中から温まる!腸活にも◎な特製ドリンク3つ
セルライトやたるみはイヤ!むくまない食生活ポイント3つ
朝・昼は腹持ちのいいものを!お腹が空きにくい食事の選び方
光がポイント!インスタの「食べもの写真」を上手に撮るコツ
アンチエイジングのために!始めたい食べ物・やめたい食べ物

アンチエイジングなおやつ、身近なアーモンドチョコの秘密

【参考】

デリケートな時期の冷え対策 – マンスリークラブ

BMI – 厚生労働省

成人女性の冷えの自覚とその要因についての検討 – 石川看護雑誌

食事誘発性熱産生 / DIT – 厚生労働省

※根本幸夫 著(2008)『65症例から学ぶ 実用東洋医学』(池田書店)