生理前は日焼けしやすい!? 「紫外線とUVケア」今さら聞けない基本のキ

シミやシワが出てくると、肌の老化を実感せずにはいられませんよね。実は、肌老化の原因の80%は“紫外線による光老化”といわれています。

そんな光老化を食い止めるためにも、これからの季節は紫外線対策に力を入れていきたいところ。

そこで今回は、スキンケアアドバイザーの資格を持つ筆者が、そもそも“紫外線”とは? という基本知識から、日焼け止めに表示されている“SPF・PA”について解説。UVケアのポイントについてもご紹介します。

 

■ケアの前に!知っておきたい紫外線知識

「紫外線対策は夏だけ」という人は要注意! 4~5月や9~10月の紫外線は強く、その紫外線量は曇っている日でも晴れている日の50~60%ほどあるといわれています。

紫外線は、“UV-A”、“UV-B”、“UV-C“と、波長によって3つに分類されますが、地上に届くのは以下の2つです。

(1)UV-A

“長波長紫外線”とも呼ばれ、地表に届く紫外線の約95%がこのUV-A。肌の弾力に関わる真皮内のコラーゲンや、エラスチン、ヒアルロン酸などをつくり出す繊維芽細胞ににダメージを与えます。そのため、肌のハリが失われ、シワやたるみの原因に。

(2)UV-B

皮膚の色を濃くするのが“中波長紫外線”と呼ばれるUV-B。UV-Aよりも皮膚への刺激が強く、皮膚表面の細胞を傷つけたり、日光火傷などの炎症を引き起こすことも。シミや皮膚がんの原因になるといわれています。

どちらも肌にとって嬉しくない作用を持っていますよね。一年を通して量に変化はあるものの、一年中降り注いでいるので日常的なケアを心がけたいところ。

 

■今さら聞けない!SPFとPAの意味と役割

紫外線ケアの基本といえば日焼け止め。パッケージに表示されているSPFとPAについて「なんとなくしかわからない」という人もいるのではないでしょうか。実は、先ほどのUV-AやUV-Bとも関連があるのです。

【SPFはUV-Bをカット】

SPFとは、“Sun Protection Factor”の略で、UV-Bをカットする効果のこと。その後につく数値は、紫外線によって皮膚が赤くなる“時間”をどのくらい延ばしてくれるかを示しています。

“SPF1=20分”とされているので、SPF20であれば400分(約6時間半程度)の効果ということになります。

数値が高ければ高いほど紫外線をカットできるというわけではないのです。そのため、日常生活であればSPF15~20程度のものを使うのが理想。ただし、汗などで流れたらSPFの数値にかかわらずこまめに塗り直しましょう。

【PAはUV-Aをカット】

UV-Aの影響はすぐには現れないものの、長い目で見るとシミやシワの原因になる存在。それをカットするのがPAで、“Protection Grade of UVA”(UV-Aから肌を守る数値)という意味です。

PA値はプラス記号の数により4段階で、“PA+~PA++++”で表されます。プラス記号が多いほど、UV-Aから肌を守る効果は高くなっていますが、その分肌への刺激や負担も大きくなります。

日常ではPA+、紫外線の強い夏のアウトドアではPA++++など、シチュエーションに合わせて使い分けるようにしましょう。

 

■油断禁物!知っておきたいUVケアのポイント

多くの人が使っている日焼け止め。その日焼け止めを使用した紫外線対策のポイント4つをお伝えします。

(1)生理前は念入りケアを

“黄体ホルモン”の分泌量が多くなるのが生理前。黄体ホルモンは、紫外線の感受性を高めるので、この時期は特に念入りにUVケアをするようにしましょう。

(2)化粧下地の前に塗る

日焼け止めを塗るのはスキンケアの直後、化粧下地より先です。化粧下地はその後に塗るファンデーションの密着を高める役割をするので、日焼け止めを先に塗っておくことでその効果を妨害せず、メイク崩れを防ぐことが出来ます。

(3)こまめに塗り直す

日焼け止めは汗や水により流れ落ち効果がうすれます。顔は、メイクが崩れていれば日焼け止めも崩れているので、日焼け止めかUV効果のあるファンデーションを塗り直しましょう。

(4)室内でもUVケア

UV-Aはガラスを通リ抜けます。そのため部屋の中にいても日焼けをすることが大切です。日当たりのよい場所にいるのであれば、忘れずに紫外線対策をしましょう。

 

紫外線は肌の大敵! 正しい知識とケアで“肌老化”を食い止めていきたいですね。

 

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