認知症700万人時代はスグそこ!「脳の劣化を招く人」考え方の特徴3つ

厚生労働省によると、日本で認知症を患う人は2025年に700万人を超えるだろうと推計されており、これは、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になる計算です。

医学博士で『脳の学校』代表の加藤俊徳先生は、「パソコンやスマホなどで脳の劣化が加速している」と危惧します。

今回は、先生の新著『ゆがみをなおせば、毎日のワクワクを取り戻せる! 脳コンディショニング』から、脳が劣化してしまう人の特徴的な考え方について見ていこうと思います。

 

■年齢と脳の老化の関係

以前は、認知能力は20歳くらいで完成、そのあとは徐々に脳は老化していき、そのまま40、50歳になって脳の機能は放物線を描くように下降、認知症になるのが70〜80歳だろう、と考えられていた脳の機能。

ところが、「脳画像を分析すると、40〜50歳の領域で、脳の働きが上に伸びる曲線を描く人と下降する曲線を描く人というように、大きな個人差があることがわかったのです」(加藤先生)

認知症にならないためには認知力と運動能力を長く維持することだと加藤先生は指摘します。では、脳が成長しつづける人と衰えてしまいやすい人では、どのような違いがあるのでしょうか。

 

■脳が劣化しやすい人の特徴3つ

(1)苦手なことから逃げる

一つのことに秀でていればいいという考え方もありますが、それだと使われていない“脳番地”があまりに多くなります。

「例えば受験などで自分の長所・短所を見直すことによって、脳も伸びていきます。苦手なことから逃げていると脳は成長しません。不得意分野への取り組みが脳を鍛えます」(加藤先生)

なので、受験科目もまんべんなく勉強したほうが、脳の発達や使われ方が違ってくるそうです。

(2)やれることしかやってきていない

20~30歳の間に、思考系脳番地が大半を占める前頭葉が発達し、30歳になるとそれが一段落します。

30歳で脳は“成人”し、次の20年、会社で働いている間にも脳は出来上がってきます。

「会社で働いているときは、自分のやれることしかやっていません。そうすると“やれることが好きなこと”となり、自分の行動が限定的になるわけです。そして“やっていないことは嫌いなこと・やりたくないこと”になって、それが個性化されていきます」(加藤先生)

周りの人に安心感を与える人の脳画像を見ていると、脳がまんべんなく使われているそう。つまり、脳がきちんと成長していると、醸し出す雰囲気で、包容力があり人格者に見えるのだそうです。

(3)現状でいいと思ったら劣化の始まり

さまざまな選択肢を考えたうえで「このままでいい」と言っているのならいいのですが、実は情報が足らないため「このままでいい」と思っているだけの人が大半。

「情報が乏しいと“このままでいい”と思いやすいですし、ストレスを感じなくなる“慣れ”が進歩を阻んでいるともいえるでしょう。これは二律背反で、その環境に慣れて安定していると安心ですが、逆に新鮮さがなくなります。そして新鮮さがないものには、脳は反応しなくなります」(加藤先生)

いつまでも同じ環境にいると脳を使わなくなり、劣化していくのです。

 

考え方次第で大きく変わる脳の成長。50代以降で、成長する人と劣化する人の差が大きくなっていきます。30、40代の方でも意識を変えるのは早ければ早いほど、“健康脳”を維持することができるのです。

 

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